横浜クラシック家具「ダニエル」 > ダニエルブログ > 家具修理 クラシックなソファの張替修理 「家具の病院」
家具修理「家具の病院」
2017/08/18
最近はこの様な彫刻のあるしっかりしたフレームのソファを見ることが少なくなった気がします。
イタリアの家具製造業の衰退もあるかもしれませんし、安価な中国製の複製が出回ることで、本物の販売が難しのかもしれません。
いずれにしても、今手に入れようとすると、なかなか手に入れるのが難しいアイテムの一つと言えるでしょう。
だからこそ、直しても使う価値もあるというモノです。

10年以上を使用したウレタン素材は、少しずつ劣化を始め、いわゆる「ヘタリ」と呼ばれる状態になります。
張替の際は、現状のウレタンを全て交換していきます。
まずは、現状の布を剥します。

ソファの布地をはがすと、黄色く変色して硬化しています。触るとパサパサの状態です。

ここから、購入された当時の硬さや沈み込み等を、熟練の職人が今までの経験を基に再現していきます。


肘と背、座面と、使われるウレタンの仕様を変えていきます。
お客さまの望まれる座り心地と、背中の何とも言えない硬さ、肘の部分の耐久性などを考慮して、何十種類もあるウレタン素材から熟練の職人が最も良い状態を想定し構成していきます。
柄行や、背中のパーツとの柄取りを意識して製作にあたります。

これで座り心地も元通りになります。
そのため、ダニエルのオリジナル張地の他、国内外のファブリックメーカー、レザーメーカーの張地をお選びいただけます。



4)椅子の張替 完成
ダニエルの職人集団は、木部修理、塗装修理、張り修理の大きく3部門の専門特化した職人が従事しております。
各部門が総合的に修理・修復することで、大切な家財を最良の状態に最高の技術を伝統的な技で対応いたします。
どのような事でもまずはご相談ください。 見積もり相談は全て無料です。
家具修理 クラシックなソファの張替修理 「家具の病院」
家具の病院.jpg)
1)椅子修理・直せるなら直して使いたい
今回のご依頼は愛着のあるソファの修理。最近はこの様な彫刻のあるしっかりしたフレームのソファを見ることが少なくなった気がします。
イタリアの家具製造業の衰退もあるかもしれませんし、安価な中国製の複製が出回ることで、本物の販売が難しのかもしれません。
いずれにしても、今手に入れようとすると、なかなか手に入れるのが難しいアイテムの一つと言えるでしょう。
だからこそ、直しても使う価値もあるというモノです。
10年以上を使用したウレタン素材は、少しずつ劣化を始め、いわゆる「ヘタリ」と呼ばれる状態になります。
2)内材の交換
ウレタンはどうしても劣化します。 通常10年を超えると硬化して、ウレタン本来のクッション性は失われます。張替の際は、現状のウレタンを全て交換していきます。
まずは、現状の布を剥します。
ソファの布地をはがすと、黄色く変色して硬化しています。触るとパサパサの状態です。
ここから、購入された当時の硬さや沈み込み等を、熟練の職人が今までの経験を基に再現していきます。
修理のポイント
ここが「ダニエルの家具の病院のこだわり」肘と背、座面と、使われるウレタンの仕様を変えていきます。
お客さまの望まれる座り心地と、背中の何とも言えない硬さ、肘の部分の耐久性などを考慮して、何十種類もあるウレタン素材から熟練の職人が最も良い状態を想定し構成していきます。
3)布地の裁断と張り込
元々使用してた布地を綺麗にはがし、それを基ににパターンをとり、布地を裁断していきます。柄行や、背中のパーツとの柄取りを意識して製作にあたります。
これで座り心地も元通りになります。
4)掛け心地と、今の生活スタイルに合う木部色目、張地の選定
今回は元の生地に近いモノでの張替でしたが、せっかく張替えするのだから気に入った布地、気に入った色目で張り込をすることで、毎日を楽しく生活していただきたいと考えています。そのため、ダニエルのオリジナル張地の他、国内外のファブリックメーカー、レザーメーカーの張地をお選びいただけます。



4)椅子の張替 完成
修理後

修理前

これでまた、十数年お使えいただける椅子としてご家族のもとへ戻りしました。
家具の修理は「家具の病院」へ
今回は張替修理でした。ダニエルの職人集団は、木部修理、塗装修理、張り修理の大きく3部門の専門特化した職人が従事しております。
各部門が総合的に修理・修復することで、大切な家財を最良の状態に最高の技術を伝統的な技で対応いたします。
どのような事でもまずはご相談ください。 見積もり相談は全て無料です。