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家具修理「家具の病院」
2017/07/19

ソファのメンテナンス 「家具の病院」 クリーニング&着色 編 

ダニエルブログ

1)ソファのメンテナンス

今回のご依頼は、「ソファの座面のひび割れ」 

経年劣化による、ソファの革の表皮が乾燥してヒビ割れてくるケースがあります。
日頃のメンテナンスとしては、直射日光を避けて、ソファの付属品であるメンテナンスワックスでこまめに手入れされることが一番なのですが、付属品が無い場合はダニエル各ショールームでも購入が可能なメンテナンスキットの「レザーマスター」をお薦めしています。

今回のケースは座面以外に傷みが無いこと、ご使用されているのがオフィスの応接用という事もあり、張替ではなく、着色によるメンテンスを行いました。

※基本的には着色を施しても革の表皮は割れたまま、原状回復というよりも着色することで見た目を良くすることと、全体的に保護の塗膜をかける事で、今後の劣化を和らげる効果があります。

2)着色完了 現状復活!!

 


痛んだところだけの着色はできません。全体的に着色を施して、ソファ全体のバランスを合わせていきます。
今まであった座面のひび割れは、色が入ることで問題が無い状態に復活しました。

3)まだ表面の布が切れていない、革も悪くない・・・

使用しているソファの張地はまだ問題ないけれど、汚れている、革の一部がひび割れてみすぼらしい・・・。
その場合には、家具のクリーニングもおすすめです。
布地や革のクリーニングは、お客さまのお宅でも可能です。汚れを特殊なクリーニングマシーンで洗い落とします。

まずはご相談を。

一般のご家庭でのメンテナスとしては今ひとつ 張替がおススメ

一般のご家庭でのご使用の場合は、着色やクリーニングだけでは、表面だけになってしまうのでお勧めしていません。
まず、内材のウレタンも10年以上を経過すると少しづつ劣化が始まり、本来のクッションとしての機能が損なわれている状況があります。表面だけよくなっても、実際はウレタンの劣化で本来の座り心地が得られておらず、腰などの身体に負担がかかった状態で使用していることとなります。

ご相談は各ショールーム、お問い合わせフォームからどうぞ。

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