横浜クラシック家具「ダニエル」 > ダニエルブログ > バイクのシートの張替 (サイドカーのシート)張替事例 「家具の病院」
オーダーメイド・特注家具
2016/08/03
バイクのシートの張替 (サイドカーのシート)張替事例 「家具の病院」
まずは現状把握ダニエル家具の病院では、普段の家具の修理の他にも修理することがあります。
今回の事例はバイクのシート。


背中、座面、サイドの肘部分と、4つのパートから成り立っています。

外で使う事が当たり前のバイクですから、木部も経年劣化があってしかり。
でも、このままでは使えません。木部は腐りかけ、スプリングは錆びだらけ。
そこで、木部のパーツも、スプリングも新しく製作します。
肘のパーツも新規で製作


大切なのは掛け心地。スプリングの高さが重要です。

麻の素材でまずはカバーリング

徐々に形が見えてきました。


どこのパーツをどのパーツで使用するか、もともと張られていた革を基に、パーツ取り。


張り込む前に、ウレタンと張地の間に綿を入れます。こうすることでウレタンの参加を防ぎ、耐久性が増します。

ご要望通りの模様をシートに再現していきます。

パーツも新規になり、これでまた数十年ご使用いただけることでしょう。
家具の修理、インテリアのご相談はダニエル「家具の病院」へ
今回の事例はバイクのシート。
バイクのシートの張替(サイドカーのシート)
背中、座面、サイドの肘部分と、4つのパートから成り立っています。
まずは現状把握
外で使う事が当たり前のバイクですから、木部も経年劣化があってしかり。
でも、このままでは使えません。木部は腐りかけ、スプリングは錆びだらけ。
そこで、木部のパーツも、スプリングも新しく製作します。
スプリング交換、木部製作
肘のパーツも新規で製作
大切なのは掛け心地。スプリングの高さが重要です。
麻の素材でまずはカバーリング
ウレタンを載せていきます。
ウレタンは座り心地、掛け心地を重視して、硬さの異なる素材を重ねていきます。徐々に形が見えてきました。
張地の裁断
今回はお客様からの持ち込みによる張地。牛革の毛がついたまだら模様の革でした。どこのパーツをどのパーツで使用するか、もともと張られていた革を基に、パーツ取り。
シートの張り込作業
いよいよシートの革の裁断が完了し、縫製。そして張込に入ります。張り込む前に、ウレタンと張地の間に綿を入れます。こうすることでウレタンの参加を防ぎ、耐久性が増します。
ご要望通りの模様をシートに再現していきます。
いよいよ完成
それぞれのパーツを組み立てて、ようやく全貌が姿を現しました。パーツも新規になり、これでまた数十年ご使用いただけることでしょう。
家具の修理、インテリアのご相談はダニエル「家具の病院」へ