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ダニエル
2025/08/14

家具修理 ダイニングテーブルの塗装修理 「家具の病院」

ダニエルブログ

塗装直し ダニエル「家具の病院」の場合 

長く使用して愛着のあるダイニングテーブルや家具の塗装直しは、まず家具塗装の専門家にお願いしてください
家具の修理や家具の製造は免許が無くても可能です。ただ、家具の塗装や椅子張、木工加工には国家資格があります
専門分野における国家資格を持つダニエルの「家具の病院」では、それぞれの熟練の家具職人の手によって修理が施されます

長いご使用で天板塗装が剥がれたり、細かなキズは
これもこれで、家族の絆やヒストリー、経年変化として家具の風合いを楽しむのも魅力の一つです

ただ、リフォームや引越、思い切ってメンテナンスしていくは愛着を持って家具使用してく上では大切なこと
その大切なお気持ちや想い出を、きちんと修理として直してお届けするのがダニエル「家具の病院」のポリシーです

塗装直し テーブル塗装直し工程

まずは現状の確認から ご自宅や送られたお写真から現状の確認をしていきます

今回はナラ材の無垢テーブルです。 メーカーは三越家具のカントリーハウスシリーズでしょうか
家具の販売製造は80年、修理戦もの病院を立ち上げたから30年近く。多くの実績と経験からメーカーや修理方法がすぐに把握できるのも特徴です

キズの状態や木の性質、塗装の種類まで確認した後、作業に取り掛かります

まずは、剥離

今回はラッカー塗装の為、溶剤を用いて剥離していきます。塗料の表面を溶かす作業です


表面の塗料が溶け始めたら剥離作業開始、職人の手によって丁寧に剥離されていきます


小口や面取りがされている個所では、独自に作成した木片に紙やすりを巻いて、磨きながら剥離していきます

平らな面は無垢の場合大きな紙やすりがセットされた機械に入れて、表面を磨いていきます
※無垢以外の突板などはこの作業ができないため、ひたすら職人の手で表面の薄い突板をなぞるように磨き上げていきます
 突板を擦りすぎて、下地が出てしまったらアウト。なので、多くの家具修理しますと言うお店でも突板や象嵌が入った家具は修理しません
ダニエル「家具の病院」では、出来る限り手仕事で突板や象嵌入りのテーブルなども修理・修復いたします まずはご相談ください。


ベルトサンダーと言う、機械に入れて表面を調整していきます


1回目の着色 目止め着色 
綺麗に表面の下地が出来上がったら、木の木目に添って2回目の着色を施します


下地に顔料を入れていきます

一度塗装をしたら、布地で拭き上げていきます


拭き上げて、乾燥させてから、3回目の着色  スプレガンで塗装色を吹き付けていきます


3回目の吹き付け塗装が終わり、乾燥したら今度は研磨 せっかく塗って綺麗に仕上がったと思ったに・・・・。
いえいえ、これの工程を繰り返すことで、木部に色が浸透していき、長いご使用に耐えるまた、経年変化を楽しめるテーブルに仕上がっていくのです


4回目の着色 だんだんと綺麗な木目の天板に仕上がってきました

乾燥と全体チェックを経て完成です

細部にわたるまで綺麗に仕上がり、出来上がったばかりの様なテーブルによみがえりました

<修理前>

<修理後>


新品同様です 
これからまたご家族と共に何年もの時をご一緒させていただきます

まずはお気軽にお問い合わせください。

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その他 ダイニングチェアやテーブルの塗装直し事例

家具修理 想い出のチェアの塗装修理事例

買われた時の想い出や、使用してきた過程で培われた想い出が詰まった、ダイニングセット。
テーブルや椅子が経年劣化により塗装が剥げてきている状態になったらまずご相談ください。





椅子の塗装修理のご紹介

塗装が剥げてきた椅子は、まず熟練の職人が丁寧に現状の汚れを落とし塗装を剥離しています。

木部の導管に染み込んでしまった塗装はさすがに取れませんが、この時点でできるだけ木地の状態まで剥離し
細かい傷や打痕を補修、修正していきます。

塗装修理の工程は塗装をしては磨いての繰り返し


目止め着色を施した後に、ガンスプレーによる吹き付けを施します



塗装が乾燥したら塗膜を研磨していき、また塗装を繰り返してきます


細かなサンドペーパーを使用して、すべて手作業で行います

塗って磨き、塗っては磨きを繰り返し、木部水溶性の塗料を浸透させて、本来も木目を活かした塗装をしていきます

いよいよ完成


熟練職人の手による塗装がを施されたチェアは、見事に蘇りました

家具の修理は「家具の病院」へ

今回は木部の塗装修理でした。
ダニエルの職人集団は、木部修理、塗装修理、張り修理の大きく3部門の専門特化した職人が従事しております。
各部門が総合的に修理・修復することで、大切な家財を最良の状態に最高の技術を伝統的な技で対応いたします。
どのような事でもまずはご相談ください。 見積もり相談全て無料です。

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テーブルの塗装修理も合わせてご紹介




特に、塗膜は毎日の使用でどうしてもこのような状態になります。
この様な状態になった場合には、天板が無垢材か、集成材(突板)かによって修理方法も、できる、できないも変わります。

よく会社によっては『集成材(突板)はできません』と断る方がいますが、ダニエル「家具の病院」ではよっぽどのことがない限り修理可能です。

まずは状態確認 写真送付

テーブルの形状やサイズ、デザインなどによって職人が行う方法や手間が異なるために、まずはお客さまより写真をe-mailにて送付いただき、お見積もり開始。 


今回のテーブルは無垢材でした。


修理決定 お引き取り ※全国どこでも可能です!

お見積もりと修理内容と方法にご理解いただきましたら、ご都合に合わせてお引き取り。
関東圏内はダニエルのトラックでお引き取りに上がりますが、現在は全国からお問い合わせがあるために、ヤマト便と業務提携。
お客さまの手を煩わすことなく、全国どこでも大切な家財をお預かりいたします。

いよいよ修理開始

まずは現在付着している塗料を剥離していきます。職人の手でペーパーヤスリや一部機械を使用して表面を調整していきます。

テーブルの木目がキチンと出てくるところまで綺麗に剥離し、木地の調整を行います。
この作業がとても大変。 テーブルの天板面等の平らなところは機械が使えますが、曲線や機械が使えない箇所は全て手作業。
時間をかけて木の状況と状態に合わせて強弱をつけながら表面を均していきます。
※修理工程の参考のため、今回の塗装修理の天板とは別のテーブル修理です。(修理工程『突板』塗装塗り替え)

再塗装・着色

表面の木地の調整が整うと、いよいよ着色。
以前の色合いがどうであったかを、熟練職人が色の配合で作り出していきます。

※修理工程の参考のため、今回の塗装修理の天板とは別のテーブル修理です。(修理工程『突板』塗装塗り替え

1)最初の着色は顔料。木の表面に色付けをして導管に色を浸透させる作業です。
  その後、表面についた塗料を布で拭い、水溶性のラッカー塗装で着色をしていきます。

2)ガン・フィニッシュ と呼ばれる塗装方法。吹き付けのガンで、着色塗料を吹き付けていきます。
塗っては磨いて、塗っては磨いてで最低でも6工程。この着色作業を行います。
徐々に色が整ってきました。着色してはヤスリで磨く。徐々に水溶性の塗料が木に染み込み色付いてきます。

塗装修理完成 ご納品


木の素材感と本来の色目、雰囲気がもとに戻りました。

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家具の修理は「家具の病院」へ

今回は木部の塗装修理でした。
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