横浜クラシック家具「ダニエル」 > ダニエルブログ > オーダーメイド・チェア
ダニエル
2016/07/04

オーダーメイド・チェア

ダニエルブログ
自分のサイズや部屋のインテリアにあったデザインの椅子を依頼されることがあります。
それこそ究極のオーダーメイド。
既存のモノに色を変えたり、背を高くしたり、低くしたりすることはあってもそれはあくまで既存の品を一部変更すること。いわゆるセミオーダーと呼ばれています。

ダニエルが製作する張りモノがある椅子は、ご注文時にお客様が布地や革張り地を選び、それから職人が製作するので、これももちろんオーダーメイドです。

しかし、今回ご紹介するのは図面も一から製図してご要望に合わせた椅子を製作するという、完全オーダーメイドの椅子作りです。

要望のカタチを具現化していきます。

お客様の要望を聞き、図面化したモノを一つ一つのパーツから製作していくのです。
  
職人がひと工程ひと工程確認しながら、ホゾ構造という接合方法で製作します。

職人の手で表現される曲線


ネコ脚とよばれる美しい曲線も、お客様の思い描く曲線ラインを手カンナで削りだし製作します。
緩やかな曲線は、機械加工モノと比べるとその差が明らかです。手の感覚で木と対話品しながら製作される脚部や他の全てパーツは、造る者の気持ちが込められています。




  
「横浜クラシック家具」や伝統的な椅子で用いられる「ホゾ」構造による組み立ては、職人による繊細な手先によって完成します。



お客様が選ばれた布地を裁断し、縫製も全て自社工場で製作。


組み立て、張り地を張った椅子に少し濃いめの塗装をかけ、完成。

ダニエル家具の場合、職人が一本一本製作するハンド・メイド・ファニチャのため、要望に応じた製品づくりは得意とするところです。
大量に一度に1000脚作るほうが難しいのです。
時間をかけて、使われる方のことを考え、熟練の職人が手間を惜しまずつくるからこそ、百年家具・一見の価値ある家具と評価をしていただけるのだと思います。


オーダーメイド・特注家具についてのご相談は、各ショールームでお気軽にお声掛けください。 

お問い合わせ

お電話から
045-311-4001 受付時間  9:30~17:00
メールフォームから


関連記事

お問い合わせ

お電話から
045-311-4001 受付時間  9:30~17:00
メールフォームから