キッチンを希望のアイランド型に変更したい。そして、既存の家具を活かしたリフォームをご紹介します。

今回はダイニングリビング＆キッチンのリフォームです。
収納がしっかりできるアイランドをダイニングとキッチンの間に設置しました。

配管と食器洗浄機以外のスペースはなるべく収納できるよう設計し、豊富な収納量でお部屋全体をスッキリとした生活空間にしています。使い勝手や収納の位置は、使われるお客さまのご要望に合わせた配置、気づかいがされた設計です。
生活のライフスタイルは各々異なります。できるだけ毎日快適に使えるように、設計やデザイナー、コーディネーターとお客様とのコミュニケーションが、良いものを作り上げる秘訣となります。




今回のもう一つのテーマが、既存の家具を活かしたリフォームです。
実は下の写真の右の下のサイドボード、30年近く前にお客様が購入されたものでした。
今回は、この家具を基準に木部の色や面取りなどを設計段階で取り入れています。

上台とその隣の飾り棚（食器棚）は今回新規製作させていただきました。
ダニエルの職人達が、お手持ちの家具を一度工房内に引き取り、作り方や面取りの確認をします。
木材の使い勝手等も、造る人によって異なる場合があります。そこで、基準となる家具を見本に、新規製作する家具の基準を合わせます。勿論、ダニエルに置ける、横浜クラシック家具のモノづくりを基本として新規製作品はつくられます。

また奥に見える板目のドアと下のガラス格子のドアも、部屋の設えに合わせてダニエルで新規製作させていただいたモノになります。
家具職人というと、置き家具を製作するメーカーのイメージがありますが、室内の内装装飾の建材も多く手がているのがダニエルの特徴です。廻縁や窓枠、扉などの室内に置ける建材も製作にたけています。
そのため、同室に置かれる家具との調和がとれ、本格的なトータルコーディネートを堪能いただけます。


天井まである飾り棚は、耐震機能的にも最適。扉の内側には耐震ラックも設置されています。
　
内装のドアもオーダーメイドで製作できます。使い勝手や用途に合わせたデザインで、ご要望にお応えします。
床材も高級感ある材質を使用。全て設置された完成時には、見違えるような統一感のある空間になりました。

人造大理石の色も、木部の塗装色に合わせて選定。框組にされた質感のあるアイランドキッチンは、部屋の装飾としても最高に素敵と、
お客さまは大満足していただきました。

ダニエルが運営する「ダニエルスタジオ」では、実際のキッチンや洗面化粧台、ドアなどの室内装飾パーツをご覧いただけます。
ご来場は予約制となっておりますで、各ショールームはまたはダニエル設計室までお問い合わせください。




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